商品の説明
●江戸明治和本●都林泉名勝図会(寛政11年) ゆうパック
【判型】大本5巻6冊。縦258粍。
【作者】秋里籬島(湘夕・舜福)作・跋。西村中和・佐久間草偃・鳴源貞章・奥文嶋等画。
【年代等】寛政11年春、藤波季忠(水竹居)序。寛政11年2月刊記。寛政11年5月初刊。[京都]小川多左衛門板。
【備考】分類「地誌」。全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『都林泉名勝図会』は、都の観光ガイドから一歩踏み込み、林泉(庭園)という文化遺産に焦点を当てて神社仏閣・名所旧跡や寺社内の宝物にも言及し、秘められた京都の歴史や美を紹介した名所図会。京都の庭園や茶亭などを142の写生図によって紹介し、それに説明文を付す。木版画の画工名として佐久間草偃、西村梅渓、奥文鳴の3名をあげる。奥付には「寛政十一己未歳」の発行年と、六角通(ろっかくどおり)御幸町西入の地名、版元小川多左衛門の名がある。本書は当時のいわゆるベストセラーであり、版を重ねたため、文字の不鮮明なものも多いが、底本はその初板本後印で、刷りは比較的良好である。現存する京都の庭園等の比較・研究に今なお有益な書である。
★原装・題簽付・状態概ね良好(表紙やや小虫)。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。★【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、6冊揃いが、55,000円】。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域埼玉県